本ウェブ上の解説は、バージョンとしては、初期頃のものになります。最新版【最終版】(2017年6月)は、下記をご参考ください。

Autodesk 123D Design【最終版インストールCD付き】の書籍について

はじめに

本マニュアルは、3Dプリンターを作成する際に必要とされる三次元CAD(本マニュアルでは、123D Designを取り上げています。)の使い方の説明を行い、誰でも簡単にモデリングを行えるようにすることを目的としています。123D Designは、Autodeskより無料で提供されている三次元CADソフトウェアです。
日本語では、このソフトウェアの操作方法について網羅的に解説しているサイトがあまりない為、今回、このマニュアルを公開することにしました。
本マニュアルの著作権については、3Dpocket株式会社に帰属し、無断で複製、転載することを禁止します。


基本操作1:画面の操作方法

操作1
©2013 Autodesk, Inc. All rights reserved – reproduced with permission of Autodesk, Inc.

ここで赤枠で囲ってある機能がほぼ全部です。ここにある機能を使って、いかに簡単に3次元モデルを作っていくかということになります。一つずつ見ていきたいと思います。
まずは、基本操作ですが、画面上どこでもいいので、右クリックを押しっぱなしにして見てください。そうすると、円弧上の矢印マークが二つとその真ん中に+の字が入ったマークが現れます。その状態(右クリック押しっぱなし)で、マウスを適当に動かして見てください。画面上のマップが自由に動きまり、様々な角度からの視点に変わります。

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同様の操作が画面右上にあるアイコンからも操作できます。面は、6面から構成されており、Top(上面図)、Front(正面図)、Back(背面図)、Left(左側面図)、Right(右側面図)、Bottom(低面図)になっており、画面上で面をクリックするとその面の視点に切り替わります。
これらの機能を使って画面をぐるぐる回していると元の視点に戻れなくなってしまう時がありますが、その時は、右上のアイコンにカーソルを当てると家マーク(ホームボタン)が出てきますので、それをクリックします。そうすると、初期の視点に戻ることができます。また、このアイコンにカーソルを当てるとホームボタン以外にも二本の矢印マークが出てきますが、これをクリックすると画面が動きます。ここは、言葉よりも実際にクリックしてみた方がわかりやすいでしょう。

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画面右端にでている機能は、主に、視点を切り替える為のツールです。今後説明していく際に、立体を作成していくことになりますが、適宜、右側のアイコンを使ってみてください。視点を動かすことができます。

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この中で一点だけ説明を入れておきたいと思います。画面の赤枠で囲ったところですが、このアイコンを選択すると、横に、Material&Outlines、Material Only、Outline Onlyという表記がでてきます。今後、立体を作っていく際に、その立体の表示として立体+線、立体のみ、線のみ、のいずれの表示を使うかという意味です。
Material&Outlineを選択すると、立体に線も現れます。逆に線のみにすると、立体は透明に表示され枠線のみが表示されます。今回、ここのレビューでは、Material Onlyを使ってレビューしていきたいと思います。


基本操作2:Primitives(基本形状)

BOX(箱)

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マウスカーソルを合わせるとPrimitivesという表記と共に、5つの三次元っぽい形と、4つの2次元っぽい形が出てきます。一つずつ見ていきましょう。Primitivesってどういう意味?なんて英語の意味はここでは無視しましょう。これから出てくるのもすべて英語です。気にしていてはキリがありません。(意味は、基本形状ということですが、辞書で引くと“原始人”なんて意味が出てくるでしょう。)

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さて、一つ目ですが、直方体の形であるBoxと表記されているものですが、文字通り、箱を作るためのツールです。ここで、左クリックを押してみましょう。

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そうすると、画面中央下に、Length(長さ)、Width(幅)、Height(高さ)という文字と共に数字が出てきます。数字が出てきた後、適当にマウスを動かすと図形がでてきます。図形を配置する場所が決まったら、左クリックで位置決め完了です。単位は、画面右下に表記されている通り、mmですので、初期値(デフォルト値)は、20mm四方の立方体になっています。適当に数字をいれてみると、図形の大きさが変わるのが確認できます。なお、マップ上のひとメモリは、5mmです。マウスで縮小、拡大すると適宜、ひとメモリの大きさが変わります。

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ここで、この立体をクリックすると、青い線で立体が囲まれます(上画面)。さらに、クリックを押しながらマウスを移動させてやると(ドラッグの要領です)、合わせて立体も動かすことができます。

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青い線で囲まれた状態で、一旦マウスカーソルを立体の外に外してから、もう一度、立体にカーソルを合わせると、カーソルを合わせた面が選択できるようになります。面を選択し、クリックすると選択された面が青色に変わります。

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すると、マークが下に現れますので、そこにカーソルを合わせると、さらに三つのマークが現れます。左から順に、それぞれTweak、Press/Pull、Shellという名称になっています。これらの機能を順にみていきます。