3Dプリンター造型テクニック~第三回:エラーメッセージ解消方法

4月 28th, 2014

 

今回は、Cube2で発生するエラーメッセージの解消方法について説明したいと思います。

3Dデータを作成後、その作成したデータ(ex:拡張子stl)は、そのまま3Dプリンターに読み込ませようとしても、読み込んでくれません。これは、ほとんどの3Dプリンターで共通しています。拡張子を例えばstlで出力した後、3Dプリンターが動作する為の変換を行う必要があります。この変換時に、サポート材の生成方法や、Raft(浮き台)の生成方法が決定されます。

ところが、これはおそらくバグなのか、今後のアップデートで解消されるのか、不明ですが、うまく変換ができないことがあります。

vol6-2

Cube2で変換を行う場合のソフトウェアは、メーカーの公式サイトからダウンロードができます。上画像のようなインターフェースで、まず、import(データの読み込み)を行い、続いてHeal(修正・補正)を行い、大きさ等を変更する場合は、Orient&Scaleを使用します。Centerは、造型物をテーブルの中心に持ってくるステップです。そして、最後にBuildを押せば、Cube2で読み込めるファイル形式に変換されます。

ところが、画像のようにエラーメッセージがでて、強制終了され、ファイル変換ができないことがあります。この点については、メーカ側にも、直接問い合わせたのですが、全く原因がわからずでした。

うまく変換できることもあれば、できない時もある。データ側に問題があるのか、色々試行錯誤して、ようやく原因と思われるところに到達しました。

実は、このデータの変換には、ルールがあるようです。例えば、デスクトップ上にあるstlデータを読みこみ、変換時にUSB側に保存するとできない、あるいは、PCの中にあるフォルダ内のデータを変換時にUSBに保存するとできないといった具合です。USBにあるデータを変換してUSBに保存、デスクトップにあるデータを変換してデスクトップに保存という形で、元データのある場所と変換後のデータの保存先を同じにしてやることで、強制終了されるという不具合は、解消されます。

他のプリンター、例えば、MakerBot IndustryのReplicatorシリーズでは、今のところ、こういったソフトウェアの不具合?は発生しておりません。

今後のソフトウェアのアップデートで解消されることを期待しますが、うまく変換できない場合は、上記の方法をお試しください。

では。


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