3Dプリンター造型テクニック~第四回:ノズル詰まりの解消方法

4月 28th, 2014

3Dプリンターを頻繁に使っているとノズル詰まりが発生することがあります。これの解消方法(Cube2のケース)について、レポートしたいと思います。Cube2で通常使用で、ノズルが詰まることはこちらではあまり多くはありませんが、カートリッジを変更する際に、詰まることがたまにあります。通常カートリッジを変更する際は、

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上画像のところから、LOAD CARTRIDGEへ進み、

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上画像(現在、フィラメントがプリントジェットの部分にありますか?)の画面へ進み、YESなら右下のチェックにタッチします。すると、あとは、機械が現在ついているフィラメントを外そうと動き出します。が、、、これ購入したてだと、一回で、綺麗にフィラメントが外れてくれるのですが、何度も使用している内に、一回ではフィラメントがうまく外れてくれないことが頻繁に起こってきます。この原因は、推測ですが、追い出す為のギアの摩耗等が考えられます。こんな時、決して無理にフィラメントをノズルから力任せに抜こうとしてはいけません。故障の原因になると思われます。上記作業を繰り返し行ってください。三回くらいやれば、だいたい外れます。

また、別のケースですが、ノズルから外れてくれないので、、、かといって無理やり引き抜くのも、、、ということで、

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上画像のようにノズルから伸びているフィラメントをハサミで切り、その後、フィラメントを外す通常のステップで切った残りのフィラメントをノズルから排出してしまう方法です。これは一見いけそうな気がします。が、、、これもタブーです。やってはいけません。フィラメントが最後まで排出されずに詰まります。実際に詰まりました。こうなるとやっかいですが、解消方法はあります。通常のノズル詰まりでも行う方法も合わせてレポートしたいと思います。

さて、こうなってしまうと、無理やり引き抜くこともできませんから、とりあえず、通常の方法で、ある程度ノズルから排出を試みます。その後、ある程度吸い込んだ時点で、ノズルからはフィラメントが排出されなくなりますが、これは、フィラメントが完全に排出されたわけではありません。実は、このノズルの中は、分解すると、下画像のようになっています。

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画像中央にあるギアでフィラメントをノズルから押し出す機構になっています。画像見にくくて恐縮ですが、ギアの右下あたりに小さな白いものが見えます。これは白のフィラメントです。ハサミで切って途中まで排出した状態です。ここから先は、フィラメントがギアに接触しない為、下に排出できなくなっています。ということは、このフィラメントの先端部分を下に押し出してノズルから排出されるわけです。

一つ目の方法は、下画像のように、付属部品でついている針金で、押し込む方法です。通常ノズルがつまった場合、この方法を取ります。

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ですが、これだとうまくフィラメントを下に押し出せないことがあります。フィラメントの先端を針金の先端で押し込むのは、結構難しいです。なかなかうまくいかないケースも多いです。今回のような詰まり方ではない場合、例えば、ノズル先端でフィラメントが固まって詰まってしまったケースなどでは、通常の排出状態にした状態か、あるいは、実際に造型をスタートさせ、ノズル先端を温め、その状態で、針金で押し込むと詰りが解消されることが多いと思います。固まった状態で針金で押し込んでも、固くてうまく詰りがとれないこともあります。

さて、今回のケースですが、この場合、針金でうまくいかない場合は、新たなフィラメントを装着してやります。そして、フィラメントを取り込み(LOAD CARTRIDGE)し、新たなフィラメントの先端を残っているフィラメントの先端に当ててやります。こうすると、うまく力が加わるようで(多少コツと手間は必要)、解消されます。ノズルカバーを外して行うことをおすすめします。適当にやるとまたさらに追加のフィラメントまでつまりお手上げ状態になってきます。また、新たなフィラメントで押し込まなくてもピンセットのようなものがあれば、カバーを外せば直接下に力を加えることも可能かと思いますが、作業的には結構やりずらいです。

ではでは、ノズルつまり解消法、他にもいい方法があれば、コメント投稿お待ちしております。

 


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