Autodesk Project Shapeshifter 使い方/マニュアル

はじめに

Project Shapshifter、このソフトウェアは、Autodesk社より無料(フリー)でリリースされている3Dデータ作成用のブラウザベースのソフトウェアです。作成した3Dデータは、3Dプリンターで出力することが可能です。
あまり利用者は多くはなさそうですが、使い方についてご紹介したいと思います。このソフトウェアでは、3DCADや3DCG系のソフトウェアの使い方を知らなくても、誰でも簡単に3Dデータを作成することができます。この意味では、色々ソフトウェアを覚える前に、とりあえず、3Dデータを作りたいという人向けです。一方、このソフトウェアでは、3DCAD等で作るのが非常に面倒な形状も簡単に作ることができ、すでに3DCADを利用している人でも使って見ると面白いかと思います。適当に使って使えなくはないと思いますが、規則性を一応理解しておくと、使いやすくなるでしょう。
なお、このソフトウェアは、ダウンロード版は現在なく、Webブラウザ上でのみ利用することが可能です。よって、インターネットへの接続が必要にはなりますが、パソコンのスペックが低くても軽く動くのはいいかと思います。





1. メニューの全体像

まず、全体のメニューですが、ブラウザでソフトウェアの操作画面に入ると図1のような画面になります。
以下のURLからソフトウェアを開くことができます。
Shapeshifter URL:http://shapeshifter.io/

図1
図1 © 2015Autodesk, Inc. Reproduced with permission. All rights reserved.

さて、どこから操作するのか少し迷いますが、メニューを大きく三つに区切って紹介したいと思います。
操作をする上で必要なメニューを図2のように大きく三つ(➀、➁、➂)に大別しました。

図2
図2 © 2015Autodesk, Inc. Reproduced with permission. All rights reserved.

図3は、➀の拡大図ですが、➀には、左からDownload Model、Share Model、Template・・・Privacy Policyまであります。実際にメニューとして使うのは、DownloadとTemplateとRandomizeになります。順に確認していきましょう。

図3
図3 © 2015Autodesk, Inc. Reproduced with permission. All rights reserved.





2. Download Model

Download Model(ダウンロードモデル)とあり、意味は、すぐに分かりますが、ここで作成したデータをダウンロードすることができます。
このDownload Model(図4黄色枠部分)を選択すると、図4のような画面になります。

図4
図4 © 2015Autodesk, Inc. Reproduced with permission. All rights reserved.

図4の中央部に表示されたメニューを拡大したものが、図5になります。上から順に、Model Name、Height、Width、Depth、Up Direction、File Formatとあります。

図5
図5 © 2015Autodesk, Inc. Reproduced with permission. All rights reserved.





2-1: Model name(モデル名)

ダウンロードした際に保存する名前と入力すればいいだけです。





2-2: Height(高さ)、Width(幅)、Depth(奥行)

後で、パラメータ調整によってある程度の寸法変更ができることを紹介しますが、このソフトウェアには、特定の箇所(自分が変えたいと思う部分)だけの大きさを調整する機能はなく、最終的な全体の大きさは、ここで確認・調整することになります。
ここでは、高さ、幅、奥行きを設定することができ、単位は、mmになっています。なお、ここで、個別に、例えば、高さだけを調整することはできず、いずれかのパラメータを調整すると連動して他のパラメータも動き、常に相似形でのサイズ変更を行うことができます。





2-3: UpDirection(上方向の軸設定)

数学的な感覚では、XYZの座標があった時、Z軸が上方向になりますが、3DCAD等のソフトウェアでは、しばしばZではなく、Yを上方向にすることがあります。このソフトウェアでも、上方向にするのをZ軸かY軸かの設定ができます。Y軸方向を上にしたい場合は、Y軸を選択すれば可能ですが、Z軸かY軸のどちらを上方向に設定するべきかは、形状にから判断するとよいでしょう。3Dプリンターでの出力を考えると、できるだけサポート材が不要で、綺麗に造型できる向きにしておくのがよいです。もっとも、ここでどちらを上方向に設定したとしても、通常、3Dプリンター付属のソフトウェア側でも向きは変更できるので、あとからでも調整は可能です。





2-4: File Format(ファイルフォーマット)

このソフトウェアで、出力できるファイルフォーマットは、STLとOBJの二種類です。出力する3Dプリンター側がどちらに対応しているか確認して、出力フォーマットを選択しましょう。通常、STLは、ほとんどの3Dプリンターでは読み込むことが可能です。

各種設定後、Downloadを選択すると、データがダウンロードできます。