6-2. Advanced Controls

Advanced Controlsでは、Standard Controlsで調整したパラメータをさらに細かく調整することができます。図38は、Advanced Controlsのパラメータ調整のメニューですが、Twist Growthから始まり、Wave2 Offsetまで9つのパラメータがあります。それぞれ確認してみましょう。
図38
図38 © 2015Autodesk, Inc. Reproduced with permission. All rights reserved.





6-2-1. Twist Growth

Twist Growthは、Standard ControlsのTwistのパラメータと連動しています。Standard ControlでTwistの値をゼロにして、全くねじれていない状態で、このTwist Growthを調整してもモデルの変化は現れません。
Twist Growthという名称になっており、その意図するところが少し不明ですが、動作を確認する限り、Standard ControlsのTwistが底面を固定し、上面を回転させることでねじりを作った一方、このTwist Growthでは、上面も底面も固定し、間の部分だけを回転させることでねじれの具合を変化させているようです。

図39
図39 © 2015Autodesk, Inc. Reproduced with permission. All rights reserved.





6-2-2. Ripple Angle

Ripple AngleのRippleとは、”さざ波”という意味ですが、このパラメータを調整すると、縦の層の形状を変えることができます。

図40
図40 © 2015Autodesk, Inc. Reproduced with permission. All rights reserved.

図40は、TemplateにVaseを選択後、Ripple Angleの値を左は0に、右は、2に設定したものです。2に設定した左側は、縦の層が波打った形状になっったのが分かります。





6-2-3. Ripple Step

Ripple Stepでは、さきほど設定したRipple Angleと関連していますが、波打ち形状の調整ができます。図41は、TemplateにVaseを選択し、Ripple Stepを1(左)と2(右)にそれぞれ設定したものです。その違いが分かります。ただ、パラメータの数値の持つ意味があまり明確ではないように感じます。

図41
図41 © 2015Autodesk, Inc. Reproduced with permission. All rights reserved.





6-2-4. Wave 1 Frequency

Wave1 Frequencyは、波の頻度の調整です。Standard ControlsのWave Frequencyは、正面から見て横向けの波うちでしたが、このパラメータでは、波うちが縦向けになります。
図42は、TemplateにVaseを選択し、Wave1 Frequencyの値を0(左)、8(右)に設定したものです。波の方向がStandard ControlsのWave Frequencyとは異なります。

図42
図42 © 2015Autodesk, Inc. Reproduced with permission. All rights reserved.





6-2-5. Wave 1 Amplitude

Amplitudeは、大きさという意味ですので、Wave1 Amplitudeは、波の大きさということになります。このパラメータは、Standard ControlsのWave FrequencyとWave Amplitudeが連動している関係であるのと同様に、Wave1 Frequencyと連動しています。Wave1 Frequencyでは、縦向きの波を作り出しましたが、このWave1 Amplitudeでは、この縦の波の大きさを変更することができます。よって、このパラメータをゼロに設定した場合、波の大きさがなくなりますので、Wave1 Frequencyの値を大きくしても波は発生しません。図43は、TemplateにVaseを選択し、Wave1 Frequencyを8に設定し、Wave1 Amplitudeを0.5(左)と1(右)に設定したものですが、1に設定した左側の方が波の大きさが大きくなっているのが分かるかと思います。

図43
図43 © 2015Autodesk, Inc. Reproduced with permission. All rights reserved.





6-2-6. Wave 1 Offset

Wave Offset1も、Wave1 Frequency、Wave1 Amplitudeと関連したパラメータです。Offsetというのは、基準点から特定の位置までの距離をあらわす用語ですが、ここでWave Offsetの値を変えることによって、Wave(波)の位置を変えることができます。このWave関連の三つのパラメータをまとめると、

Wave1 Frequencyは、縦の波の数の調整
Wave1 Amplitudeは、縦の波の大きさの調整
Wave1 Offsetは、縦の波の位置の調整

ということになります。この三つのパラメータの関係というのは、Standard ControlsのWave Frequency、Wave Amplitude、Wave Offsetの関係と同様です。波の方向が違うだけです。





6-2-7. Wave 2 Frequency

Wave2 Frequencyですが、このパラメータで調整するWave(波)は、淵(上面)の部分です。図44は、TemplateからVaseを選択し、Wave2 Frequencyを0(左側)と8(右側)に設定しています。数字自体は、これまで同様波うちの回数になっています。

図44
図44 © 2015Autodesk, Inc. Reproduced with permission. All rights reserved.





6-2-8. Wave 2 Amplitude

Wave2 Amplitudeですが、これは、既出のWave Frequency、Wave Amplitude、Wave Offsetの関係と同様です。Wave2 Frequencyで作成した上面の波の大きさを調整することができます。図45は、TemplateからVaseを選択後、このパラメータを1(左)と3(右)に設定したものです。Wave2 Amplitudeの値を大きくした方が波の大きさが大きくなっているのが分かります。

図45
図45 © 2015Autodesk, Inc. Reproduced with permission. All rights reserved.





6-2-9. Wave 2 Offset

Wave2 Offsetですが、このパラメータでは、Wave2 FrequencyとWave2 Amplitudeで作成した波の位置を変えることができます。既に出てきたWaveやWave1の時と要領は、同じです。このWave関連の三つのパラメータをまとめると、

Wave2 Frequencyは、上面(淵)の波の数の調整
Wave2 Amplitudeは、上面(淵)の波の大きさの調整
Wave2 Offsetは、上面(淵)の波の位置の調整

ということになります。